コパ・アメリカで一勝もできずにグループステージ敗退をしたサッカー日本代表。なぜ世界相手にまったく歯が立たないのか考えてみました。
決定力が壊滅的
一番の問題点はやはり決定力です。海外のサッカーを見たことがある方はわかると思いますが、シュートのスピード、シュートコントロールが圧倒的に世界に負けています。
分かりやすいのがこれです。↓
スタッツを見ると、「決定機でのミス」は実に5回。これはグループステージを終えた時点で断トツの大会最多だ(2位は2回でウルグアイのルイス・スアレス、アルゼンチンのラウタロ・マルティネスなど7名)。初の大舞台で不名誉記録を作ってしまった。
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
総シュートは6回で、そのうち枠外が5回、枠内が1回。そもそもゴールの枠にシュートがほとんど飛ばなかった。決定機を迎えているのだから動き出しは良かったと言えるが、やはりストライカーはゴール数で評価されるのが宿命だ。
一番ゴールを決めなければいけないFWの選手がこれだと勝てませんよね…
日本人と世界のトップとのシュートスピードの差は約10㎞以上違います。
そうすると全くロングシュートやミドルシュートが入らなくなってしまいます。
世界のキーパーから見ると日本人の蹴ったボールはとろく見えるでしょうね(笑)
組み立てが遅い
日本代表でよく見るボール回し。世界でも名門バルセロナやマンチェスターシティなどが得意としています。
なぜ日本代表の組み立てがおそいのか?というと、
「縦パスが少ない」
「前でボールを収めきれない」
というのが大きいと思います。
最近では大迫選手がこの役割をしてくれていますが、大迫選手がいないときは全くできていません。
前でボールを収めることができないとずっと後ろのほうでボールを回すことになってしまいます。
これだとゴールには程遠いですよね。
日本人のサッカーへの認識
日本ではサッカーの歴史がまだまだ浅いです。そのためサッカーに対して間違った認識をもってしまう人がたくさんいます。
日本人は新しいものに対する嫌悪感が世界に比べて強い
ハーフの選手、外国人の監督、個性的なプレーをする選手などを悪く言ってしまう傾向が多くあります。
しかし、今の日本代表には違いが必要だと私は思います。
例えば、昔でいうとハーフナーマイクの高い身長、外国人監督による世界での考え方、最近でいうと、久保建英や中島翔也の個性的なプレーが今の日本代表には必要不可欠です。
この選手や監督を入れることはリスクが高いですが世界で戦うためにはファンが受け入れる必要があります。
そもそもサッカーを知らない人が多い
- オフサイドって何?
- なんで交代しちゃうの?
- 本田と香川をだせー!
- なんでサッカーの選手はあんなにすぐに倒れるの?
などと言っている人がたくさんいます。
サッカーのルールや難しさ、けがをする危険性を知らずに見当外れな批判をしている人が多い印象を受けます。
その批判に便乗してまた見当外れな批判を生んでしまいます。
まとめ
サッカー日本代表が勝てない理由を挙げてみました。
まだまだ日本のサッカーは歴史が浅いので先が楽しみですね!
日本のサッカーがもっと盛り上がってほしいと願っています!