エドテックという言葉をご存知ですか? エドテックとは Education と Technology を組み合わせて出来た造語です。
エドテックはスタディサプリのようなオンライン講座で学習したりすることが出来るサービスです。
日本でも 2020 年に小学生の必修科目にプログラミングが課せられるようになりますが、日本のプログラミング学習の内容は実際の現場では役に立たないような知識と理解の部分しか学ぶことが出来ません。
しかしある程度の知識がつくことによってあとは自分で学習できるようになるので、IT 業 界で日本が世界に肩を並べる為のスタートラインを作ったという感じです。
ビジネスの世界でも同様ですが、基本的なスキルを身につけた後に関しては誰かが教えてくれるということはとても少ない状況です。
基本を理解した後は自分で学んでスキルを付けるという部分が日本の典型的な教育ともいえるでしょう。日本の教育現場では「答えのある問い」に対して公式を暗記し解いていくといった正解ありきの教育が施されます。
これが社会に出て、新入社員が苦労する一番の要因です。
小学校のころから世界基準で学ぶことが出来るようになればグローバルな人材は今より多く輩出でき、IT 業界でも出遅れるといったことがなくなるはずです。
日本の教育をイノベーションするためにもエドテックが必須になってくることは間違いないでしょう。
エドテックを使い専門的な知識をいつでも学習できるということが最大のメリットとなりますので、子供が不登校で悩んでいる親御さんにとっても嬉しいサービスが増えていると いうことです。
日本では当たり前のように小学校、中学校を卒業することが出来ますが、実際にその時の 勉強が社会に出て役に立つかというと、イマイチ納得できない部分があります。
とくに小さい頃から夢があったり、やりたいことが明確な子供からしたら意味のない授業 を延々とやらされることは牢獄にいるのと同じような気分でしょう。
しかしエドテックというオンライン学習サービスがこれだけ世の中に出てきたことでそのような部分が不要になってくると今後は考えられます。
牢獄から解放された子供たちは基本スキル(足し算、引き算、割り算、掛け算、文字の読 み書き)をクリアした後はオンライン学習で専門分野を勉強していくということが常識になれば日本の教育は飛躍的に進化を遂げ、世界基準まで一気に到達することでしょう。
なにより日本のビジネスの在り方がこれほど問われている時代ですから、教育の分野の在り方についても日本はもっとメスをいれていくべきですね。