「自分の身長は平均？」、「全国の同学年の平均身長はどのくらい？」「もう少し身長を伸ばしたい」…etc
このように成長期中の学生にとって身長についての悩みは絶えることはありません。身体的に精神的にも著しい成長があるこの時期の学生にとっては身長の問題は重大です。
ここでは男子の年齢別の平均身長をまとめています。また年齢ごとに身長に関するアドバイスもあるので、よかったら参考にしてください。
身長はなぜ伸びるのか？身長の伸ばし方解説
そもそもなぜ身長は伸びるのか？それは骨の端っこにある骨端線というものと関係があります。この骨端線が閉まると骨の成長が止まり、同時に身長が伸びなくなります。骨端線が閉まるのは通常18歳近辺ですが、人によっては中学生の時点で閉まってしまうことがあるなど人それぞれです。
詳しくは↓の記事を見てください。（中学生にも役に立つ情報です）
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身長を伸ばす方法にサプリメントやセノビックを飲むという方法がありますが、伸ばすために一番重要なのは生活習慣です。食事時間・早寝早起き・適度な運動をすることで健康的な体格になることができます。特に成長ホルモンが分泌される睡眠は重要です。
身長を伸ばすために必要な栄養は食事でとらなければいけません。運動などをして食事だけで栄養をとれきれない場合、不足の栄養はサプリメントやプロテインで補うといいかもしれません。
【男子】中学生・高校生の年齢別平均身長と解説＆アドバイス
| 【男子】学年・年齢 | 平均身長 |
| 中学1年 (満12歳) | 152.8㎝ |
| 中学2年 (満13歳) | 160.0㎝ |
| 中学3年 (満14歳) | 165.4㎝ |
| 高校1年 (満15歳) | 168.3㎝ |
| 高校2年 (満16歳) | 169.9㎝ |
| 高校3年 (満17歳) | 170.6㎝ |
上の表は文科省が発表した「令和元年度 学校保健統計」で現時点で最新版の全国の平均身長統計です。この調査は毎年行われていて信用できる統計なのでぜひ参考にしてください。
以下は成長期の中学1年（満12歳）から高校3年（満17歳）までの平均身長を年齢別に紹介し、その年齢に関する身長についての私の知識を紹介したいと思います。
中学1年・満12歳の平均身長とアドバイス
中学1年生（満11歳）の平均身長は152.8㎝です。上の表からもわかる通りこの時期には1年間という短期間で平均7～8cmも身長が伸び、人生の中でも最大級に身体的な成長が著しくなります。
しかし成長期のはじまるタイミングは人により違い、小学生から伸び始める人もいれば中学生活後半時期に伸びる人もいて同年代の平均身長を見てへこんではいけません。（成長期が遅れるほど後でグンと伸びるかも）
重要なのは今の身長ではなく、将来の身長です。実際に私は中1の時、背の順で前から4番目で身長も140センチ後半と周りと比べると低身長でしたが、中学校卒業時には170センチ前半・背の順で中間より後ろというぐらいまで身長が伸びました。
中学2年・満13歳の平均身長とアドバイス
中学2年生（満13歳）の平均身長は160.0㎝です。この時期になると男子は全体的に身長が伸び急激に大人のような体つきになっていきます。周りも身長が伸びているため自分の身長の伸びを実感しずらく不安を感じている人も多いと思います。
生活習慣が乱れているのに小学生から身長が高かったという人はだいたいこの時期ぐらいから身長の伸びが小さくなり、これまで低身長だった人にどんどん抜かれていくことが多いです。
成長期は人により時期が違うのでまだ身長が伸びないと悩んでいる人もまだまだ伸びる可能性があります。
中学3年・満14歳の平均身長とアドバイス
中学3年（満14歳）の平均身長は165.4㎝です。中学3年生にもなると背の順が一番前の人でも中1の背が一番高い人と同じぐらいになり、成長が実感できると思います。
私のクラスにも中1の時は身長が一番小さかったのに中学卒業時には中3の平均身長を超えるぐらい成長していました。
だいたいこの時点（中学校卒業時ぐらい）でほとんどの人が1年間に10㎝のような急激な身長の伸びが終わり、1年間に1~2㎝の緩やかな伸びへと変わっていきます。
以下↓の記事も参考にしてください
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高校1年・満15歳の平均身長とアドバイス
高校1年（満15歳）の平均身長は168.3㎝です。この1年が低身長の人にとってのラストの希望の1年でしょう。同学年の9割が成長期が止まっていますが残り1割は伸びる可能性があります。
まだ身長が伸びるか？伸びないか？は病院で骨のレントゲンを撮ってもらえばすぐにわかります。気になる人はケガなどをしてレントゲンを撮ってもらった際に先生に「身長はまだ伸びますか（骨端線はまだ閉じていませんか）」と尋ねてみてください。また、保険適用外ですがケガをしていなくても調べてもらえます。
だいたいこの時期から低身長・高身長の差が出始めます。
高校2年・満16歳の平均身長とアドバイス
高校2年（満16歳）の平均身長は169.9㎝です。この時期になると高身長の人は180㎝前後、低身長の人は160㎝前後と身長の差がかなりついてしまいます。
稀に高校2年生で伸び続ける人がいますがほとんどの人は急激な成長期は終わり、緩やかな成長（1年で1~2㎝）に変わっていきます。生活習慣を見直して、この緩やかな伸びを止めないようにすることが重要です。生活習慣が乱れるとすぐに止まってしまいます。
高校3年・満17歳の平均身長とアドバイス
高校3年（満17歳）の平均身長は170.6㎝です。大人の日本人の平均身長が170㎝前後なので大人とほとんど同じくらいの身長になります。だいたい高校卒業から4~5年で2~3㎝ほど伸びますが、その後少しずつ身長は縮んでいくので、分かりやすく今の身長で人生を過ごすと思っても多と思います。
この時期になると急激な身長の伸びは期待できないので、身長を伸ばすことを考えるよりも今の自分の体格にあったファッションなどを勉強したほうがいいと思います。
最後に
成長期の平均身長を豆知識とともに年齢別にまとめました。参考になったら幸いです。
身長についてはまだよくわかっておらず未来の身長を予想することはできません。遺伝だからもう身長は伸びない？などとは考えずに睡眠・食事・運動などの生活習慣を正して気長に待ちましょう！